EMCジャパンがRSAセキュリティを統合、2011年1月1日付けで


 EMCジャパン株式会社とRSAセキュリティ株式会社1日は、2011年1月1日付けで両社が合併すると発表した。存続会社はEMCジャパンで、RSAセキュリティはRSA事業本部として、マーケティング、営業、サポートといった活動を継続するとしている。

 EMCジャパンの親会社にあたる米EMCでは、2006年9月に米RSA Securityを買収し、セキュリティ事業部門を新設。情報中心のセキュリティ戦略による情報セキュリティ事業を展開してきた。国内でも、EMCジャパンとRSAセキュリティが共同で事業を行ってきたが、今回、RSAセキュリティを事業部門化することで、情報インフラと情報セキュリティの連携を、より緊密にしたい考えという。

 合併後の資本金は3億1000万円、従業員は1050名で、EMCジャパンの諸星俊男社長が引き続き社長を務める。なお、RSAジャパンの山野修社長は、7月からEMCジャパンの執行役員副社長に就任しており、RSA事業本部の本部長には、RSAセキュリティの山田秀樹営業本部長が2011年1月1日付けで着任する予定とのこと。

 また、RSA事業本部の所在地ならびに連絡先については、合併後も変更はない。

関連情報