ジュニパー、統合ネットワーククライアント「Junos Pulse」を提供開始
Junos Pulseの概要 |
ジュニパーネットワークス株式会社(ジュニパー)は21日、統合ネットワーククライアントソフト「Junos Pulse」を提供開始すると発表した。
統合クライアントソフトであるJunos Pulseは、ジュニパーの「New Network」構想における、重要な構成要素として位置付けられ、2009年10月に発表された。具体的には、これまでバラバラに提供されていた、同社のSSL-VPN、WAN高速化、NACなどのクライアント機能が統合されており、一貫性のあるエンドポイントのセキュリティポリシーを実践できるという。また、クライアントが統合されていることから、管理者側の管理負荷も削減可能だ。
なお、SSL-VPNは「SAシリーズ」、WAN高速化は「WXCシリーズ」、NACは「統合型アクセス・コントロール(UAC)」製品群といった、ジュニパーの各製品との連携で実現される。
また今回は同時に、統合サービスゲートウェイアプライアンス「SRXシリーズ」向けに、アプリケーションの可視化と制御の両機能を追加する「AppTrack」ソフトウェアの提供開始も発表されている。