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CTC、仮想プラットフォーム「TechnoCUVIC VP」に専有型ストレージサービスを追加

 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(以下、CTC)は3日、IaaS型仮想プラットフォーム「TechnoCUVIC Virtual Platform(以下、TechnoCUVIC VP)」に、仮想化技術を用いた専有型ストレージサービスを追加し、提供を開始した。

 CTCでは、2014年からクラウドサービス上にユーザーが仮想サーバーを自由に設計・構築できる専用の仮想化・統合化プラットフォーム「TechnoCUVIC VP」を提供しており、今回、顧客専用のストレージ領域を提供するサービスを追加した。

 専有型ストレージサービスでは、仮想化基盤に必要な共有ストレージの代わりに物理サーバーのディスクを利用するVMware vSANを利用。共有ストレージで懸念される他ユーザーからの影響を排除し、セキュリティやメンテナンスなど、顧客の個別要件に合わせた設定を可能にする。また、サーバーとストレージの両方を顧客専有の環境として用意することで、共有型クラウドの場合にオンプレミスのシステムとの連携で課題となるソフトウェアバージョンの不一致を解消し、ハイブリッド環境での柔軟な利用を可能にする。

 サービスの料金は、最小構成6ホスト(物理サーバー)で月額118万2000円から。CTCでは、追加したサービスを含め、1年間で50社へのTechnoCUVICシリーズの提供を目指す。