ニュース

NTT Com、ローム、沖創工の3社が提携 企業のIoT環境構築を支援するソリューションを提供

 NTTコミュニケーションズ株式会社(以下、NTT Com)は2日、ローム株式会社、株式会社沖創工と提携し、企業のIoT環境構築を簡単・迅速に行うIoTソリューションを、同日より提供開始すると発表した。

 企業が必要とするIoTシステムを構築するためには、センサーデバイス、ネットワーク、クラウド、アプリケーションなど、個々のサービスについての高い技術やノウハウが必要なほか、それらの全体設計を行うインテグレーション力も求められる。

 そこで3社では、NTT Comが持つセキュアなIoTプラットフォーム、ロームが得意とする物の情報を収集するための無線センサーデバイス、沖創工のIoTゲートウェイ設置をはじめとする現場の環境構築・運用実績など、各社のノウハウを組み合わせたIoTソリューションの提供で協力するという。

 このソリューションでは、電池や配線が不要な「EnOcean」無線規格に対応したセンサーを活用することで、導入にかかるコストや期間を抑えるとともに、運用稼働の削減を図る。また、豊富なAPIにより柔軟な設計が可能なNTT ComのIoTプラットフォーム「Things Cloud」を用いて、EnOcean対応機器と連携したIoTソリューションを提供するとした。

 具体的なメニュー例としては、例えば、会議室や建物における「温度」「湿度」「CO2濃度」「照度」「人の有無」などの環境状態を遠隔監視・管理する空間管理ソリューションを提供する。このソリューションでは、空室の稼働効率向上、オフィス環境の改善を通じた社員満足度向上などの効果が期待できるという。

 また、業務用冷蔵庫の「温度」「湿度」「開閉状況」「照度」などを遠隔監視する食品衛生管理ソリューションも例として挙げた。このソリューションでは、冷蔵庫の適切な温度管理や電力消費の適正化のみならず、故障時のダウンタイム短縮、効率的な食品の衛生管理が可能になるとしている。

空間管理ソリューションの例
食品衛生管理ソリューションの例

 なお、10月5日・6日に開催される「NTT Com Forum2017」(会場:ザ・プリンス パークタワー東京)、10月3日~6日に開催される「CEATEC JAPAN」(会場:幕張メッセ)にて、このIoTソリューションの一部が展示される。