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日本ヒューレット・パッカード、自社のハードウェアとパートナー製品を組み合わせたSMB向けパッケージを提供
2017年9月28日 16:04
米Hewlett Packard Enterprise(HPE)の日本法人である日本ヒューレット・パッカード株式会社は28日、HPEの最新ハードウェア製品とパートナー企業の中堅・中小企業(SMB)向けソリューションを組み合わせたパッケージソリューションを、10月より順次提供開始すると発表した。
こうしたパッケージソリューションは、日本ヒューレット・パッカードのパートナー企業を介して、全国の販売店より提供されるとのこと。従来、ハードウェアの販売のみを行っていた販売店でも、顧客が必要とするソリューションを、より簡単かつ短期間に構築して提供できるようになる点がメリットという。また、保守サービスの提供が難しい販売店であっても、日本ヒューレット・パッカードによる全国保守体制を確保できるので、安心して提案できるとした。
なお第1弾としては、沖縄クロス・ヘッド株式会社との協業により、同社のクラウド連携型ファイルサーバー「nas2cloud Plus」を提供する。HPEのx86サーバー「HPE ProLiant」をベースに、沖縄クロス・ヘッドのクラウドサービスなどを組み合わせてパッケージ化しており、簡単な設定ですぐに使えるよう最適化されているため、容易に導入できるとのことだ。
日本ヒューレット・パッカードは今後、ワークロードに合わせたソリューションとの組み合わせやサービスプロバイダとの協業、およびパートナー間のビジネスマッチングなど、さまざまな形態の協業を推進していく予定としている。