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インターコム、プレゼンテーション時の機能を強化したクラウド型画面共有ソリューション「RemoteOperator 2.5.0」

 株式会社インターコムは25日、クラウド型画面共有ソリューション「RemoteOperator」の新版「同 Ver.2.5.0」を提供開始すると発表した。

 RemoteOperatorは、オペレータと顧客でPCの画面を共有し、操作支援などを行えるようにする画面共有ソリューション。顧客の購入操作を支援することでWebの途中離脱を防ぎ、顧客満足度の向上や売上の拡大につなげられるという。また逆に、セールスオペレータの端末画面を顧客の端末に表示して、リモートでの製品説明や商談を実現するプレゼンテーション機能も提供されている。

 今回はこのうち、プレゼンテーション機能を大きく強化した。従来は、顧客の端末に専用のアプリケーションを導入する必要があったが、新版では顧客が普段利用しているWebブラウザ上で、そのまま画面を共有してプレゼンテーションを実施できるようになった。顧客側の環境はWindowsやMac、iOS、Androidに対応にしており環境を選ばないため、テレセールスからリモートプレゼンテーションへと、シームレスに商談を進められるとしている。

 またRemoteOperatorは、顧客がリモートサポートを受ける場合に、オペレータと共有している画面の状態を顧客自身でいつでも確認できる特徴を持つ。今回の強化では、プレゼンテーション時にもこの機能に対応し、オペレータの画面隅に共有中の画面をサムネイルとして表示できるようになった。これにより、顧客が誤って余分な画面を表示していないかなど、共有の状態を絶えず確認しながらプレゼンテーションを実施できるとのこと。

 このほか、顧客の画面上に表示して操作の指示などに活用する矢印のポインターイメージについて、既定の範囲で色やサイズを変更する機能や、リモートサポートの際に顧客の画面に表示するオペレータの名前を設定する機能なども追加されている。

 参考価格は、1ライセンス(1同時接続)の基本契約が年額40万円(税別)から。