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クレオの「ZeeM会計」、電子帳簿保存法のスキャナ保存制度に対応

 株式会社クレオは28日、財務・管理会計統合パッケージ「ZeeM(ジーム)会計」の証憑管理機能として、「スキャナ保存対応オプション」の提供を7月31日より開始すると発表した。

 「ZeeM会計」は、中堅~大手企業向けに提供されている会計システムで、電子化された領収書などをワークフローで申請・承認できる、申請伝票のファイル添付機能をすでに提供している。今回のスキャナ保存対応オプションではさらに、タイムスタンプサービス連携機能と画像データの管理(検索・照会)・一括検証機能を追加。電子帳簿保存法がシステム要件として求めている「真実性の確保」や「可視性の確保」に対応した。

 タイムスタンプについては、申請者が伝票に証憑類の電子データを添付し、ワークフローで申請処理をしたタイミングで、タイムスタンプを自動押印可能。添付された電子データは、タイムスタンプ押印後、自動的に文書管理機能に保管され、証憑類に関連づけられた伝票情報の確認、電子データの更新(削除・訂正)履歴管理や検索・照会を行えるようになる。

 また、証憑類の電子データが改ざんがされていないかを、個別または複数の電子データに対して検証可能。検証結果は管理画面にて一覧で確認できるため、迅速な税務調査に対応するとしている。

 価格は50万円(税別)からで、利用するユーザーID数に応じて変動するとのこと。