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NEC、Oracle Cloud Machineを最小単位から利用可能なサービス 10月以降の提供目指す

 日本電気株式会社(以下、NEC)は12日、Oracle Cloudを顧客企業やNECのデータセンターから提供可能なOracle Cloud Machineにおいて、1-OCPUから利用可能なサービスを開発すると発表した。2017年第3四半期からの提供開始を目指している。

 NECではすでに、Oracle Cloud Machineを1社1台専有する形で利用できるサービスを提供しているが、今回は顧客のクラウド活用をさらに支援するため、NEC独自のフレームワーク「SystemDirector Enterprise」の中の1つ、「SystemDirector Enterprise for Batch」を介して、Oracle Cloud Machine上のPaaS/IaaSを、最小構成である1-OCPU(Oracle Compute Units:Xeonの1物理コアに相当するCPU性能)から利用できるサービスを開発するという。

 SystemDirector Enterprise for Batchは、PL/SQLやJavaなどを活用した業務アプリケーション開発を効率化でき、汎用的に利用できるため、より多くの企業が利用しやすいサービスモデルになっているとのこと。

 また、同製品との連携以外にも、Oracle Cloud Machineと地方公共団体向けソリューションや医療機関向けソリューションなど、自社の実績のあるソリューションとの連携もすすめ、顧客のニーズに応じたクラウドの活用支援をさらに拡大するとしている。