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KDDI、「Google Cloud Platform」の提供を開始

クラウド上のデータ分析基盤とマネージドサービスをワンストップで提供

 KDDI株式会社は12日、Googleのクラウドコンピューティングサービス「Google Cloud Platform」を、サーバーアプリ開発からシステム構築、データ解析、システム運用/保守まで含めてワンストップで提供すると発表した。提供開始は8月31日。

 KDDIでは、大容量データの高速処理が可能なビッグデータ解析プラットフォームが利用できるGoogle Cloud Platformの提供に加えて、KDDIグループの株式会社ARISE analyticsや、データ分析において多数の実績を持つ株式会社ALBERTなどのパートナー企業と連携し、データ分析ソリューションを提供。また、KDDIグループ会社の株式会社アイレットと連携し、24時間365日のサーバー監視・サーバー設定変更などの運用保守サービスも提供する。

 KDDIでは、サーバーアプリ開発からシステム構築・運用保守、データ解析領域まで含めたソリューションをワンストップで提供することにより、顧客社内にデータ分析の人材や環境がなくとも、クラウド上でデータの分析・活用が可能になると説明。また、KDDIの法人向けIoTサービスと連携して、顧客が蓄積・保有しているデータの分析にGoogle Cloud Platformを利用することもでき、スモールスタートから本格運用まで活用できるとしている。

 提供料金は、Google Cloud PlatformについてはGoogleの料金体系と同様。運用保守メニューは、リソース/ログ監視が1仮想サーバーにつき月額1万円(税別)、監視・運用・保守が1仮想サーバーにつき月額3万円(税別)。サーバーアプリ開発・システム構築・データ解析は個別問い合わせ。