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KDDIとアクセンチュア、データアナリティクスの活用推進に向けた合弁会社を設立

 KDDI株式会社とアクセンチュア株式会社は14日、KDDIグループ向けにアナリティクスサービスを開発、提供する合弁会社「株式会社ARISE analytics」を設立することで合意したと発表した。

 新会社では、最新のAI技術などを取り入れた次世代型チャットサービスや、レコメンドエンジンの開発、KDDIおよびグループ各社が保有するデータ分析の支援などに注力。通信サービスに加え、「auスマートパスプレミアム」「au WALLET Market」などのEコマース、「au WALLET プリペイドカード」「au WALLET クレジットカード」などの金融を含む、さまざまな付加価値サービスにおける顧客体験価値向上に貢献していくとしている。

 インターネット広告やIoTなどの事業領域では、KDDIがパートナービジネスを推進するうえで、パートナー企業が有するデータの分析機能を提供するとともに、革新的なデータ利活用の取り組みを提案していく。

 KDDIでは、アナリティクスにおける豊富な知見を有しているアクセンチュアが、KDDIの目指すライフデザイン企業への変革に不可欠なデータの利活用を推進するためのベストパートナーであると考え、合弁会社の設立に至ったとしている。

 新会社の資本金は2億円。出資比率はKDDIが85%、アクセンチュアが15%となる予定。新会社の代表取締役社長にはKDDIから家中仁氏が就任し、アクセンチュアからは工藤卓哉氏が取締役兼CSO(Chief Science Officer)として参画。両社がデータサイエンティストなどの人材を新会社に投入する。