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アイネットがKS-SOLと提携、企業向けクラウド「Next Generation EASY Cloud」を関西地区で提供へ

 株式会社アイネットは、関電システムソリューションズ株式会社(以下、KS-SOL)と協業し、VMwareのテクノロジーを利用した企業向けクラウド「Dream Cloud」の中核サービス「Next Generation EASY Cloud」を、関西地区で7月1日より提供開始すると発表した。

 NGECは、VMwareのSDDC(Software Defined Data Center)アーキテクチャを全面採用した企業向けクラウドサービス。パブリッククラウドやオンプレミスなどの複数クラウドやマルチデータセンターに対応する技術により、高い可用性を実現しており、ミッションクリティカルなシステムにも対応可能という。また、システム移行や運用管理コスト削減の、データセンター間でのITリソースのモビリティ機能なども実現するとした。

 すでに、神奈川や北海道、長野の各地区でサービスを提供しているが、今回、関西でのサービス提供を新たに開始するため、KS-SOLと協業。KS-SOLのデータセンターを、NGECやコロケーションなどを提供する関西の拠点「inet west」として利用する。

 また、inet westからサービス提供されるNGECはKS-SOLが再販するほか、アイネットはKS-SOLへの営業協力を通して、関西地区および関西以西地区におけるクラウドサービス事業の拡大に協力するとしている。

 なお今後は、クラウドサービス/データセンターサービスにおける相互運用協力について、両社共同で検討するとのこと。また、次世代クラウドサービス基盤に関する評価や、Dream Cloudの各種サービスをKS-SOLが再販することなども検討していく予定だ。