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テラスカイ、スカイ365の稼働レポート自動作成システムをHerokuで開発

 株式会社テラスカイは25日、クラウドに特化したMSP(マネージドサービスプロバイダー)事業を手掛ける株式会社スカイ365が、稼働状況レポートの自動作成システムを、salesforce.comが提供するAWS上に構築されたPaaS環境「Heroku」で開発したと発表した。

 スカイ365は、企業がクラウドシステムを安定して運用するために、24時間フルマネージド体制で監視サポートを行っている。これまでスカイ365では、顧客に報告する監視結果レポートを毎月一部手動で作成していたが、顧客増加への対応と顧客サービス向上のため、監視結果レポートを自動生成する「稼働レポート自動作成システム」を開発し、顧客への自動レポート提供を開始した。

 稼働レポート自動作成システムでは、各リソースの使用状況のグラフ化に加え、監視結果の特記事項やインシデント数の月別推移、対応実施状況詳細などを確認することができる。5月よりシステムの運用を開始し、1社あたりのレポート作成時間を約15分削減したという。

 システムはHerokuを基盤として構築したことで、2カ月間の短期開発を実現。環境変化に合わせて業務が変動した際も、Herokuならではのアプリケーション作成の柔軟性や、外部リソースや自社開発も行える拡張性により、高い運用性を発揮するとしている。