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CBB版Windows 10初期バージョンのサポートは5月9日で終了

 米Microsoftは、Windows 10の初期バージョンである「Version 1507」の企業向けアップデート提供モデル「Current Branch for Business(CBB)」版のサポートを、5月9日で終了する。

 Microsoftのサポートポリシーによると、企業向けのCBB版では、セキュリティ更新プログラムなどが提供されるのは最新の2世代のみ。旧パージョンのユーザーが継続して更新プログラムの提供を受けるためには、猶予期間(60日間)中に、サポート対象となるバージョンへ移行する必要がある。

 Windows 10のCBBは、Version 1507のリリース後、November Update(Version 1511)とAniversary Update(Version 1607)の2つが提供されており、当初、Version 1507は3月26日でサポートが終了すると告知されていたが、その後、期限が5月まで延期されていた(最新のCreators Update:Version 1703については、CBBはまだ提供されていない)。

 なお、一部のエンタープライズなどで利用されるアップデート提供モデル「Long Term Service Branch(LTSB)」では異なるサポートポリシーが適用されるので、Windows 10 Enterprise 2015 LTSBとWindows 10 IoT Enterprise 2015 LTSBには、引き続きセキュリティ更新プログラムが提供される。