JPIX、アット東京でIXの100ギガポートサービスを開始

　日本インターネットエクスチェンジ株式会社（以下、JPIX）は25日、株式会社アット東京の中央センター（以下、CC1）内に設置されているインターネットエクスチェンジ（IX）の100ギガポートサービスを2017年11月に開始すると発表した。

　JPIXは、首都圏に5サイト、名古屋に1サイト、大阪に3サイトおよびJPIX沖縄（開設予定）の計10拠点で、約170社に利用されている国内最大級のIXで、順次100ギガポート対応を進めている。

　アット東京は、総床面積約14万平方メートルのCC1をはじめ、都内4カ所でデータセンターを運営している。

　JPIXでは、近年、国内におけるインターネットの総トラフィックは年間50％を上回るペースで増加し、JPIXが扱う総トラフィックもほぼ同率で増加しており、CC1のJPIX拠点でIXサービスを利用する顧客からは、「より広帯域での接続サービスを」という要望を受けていたと説明。今回のサービス開始により、CC1内外からJPIXのIXサービスを利用している顧客は、このCC1のJPIX拠点に回線接続することで、トラヒック増加時における10ギガポート単位の増設や、増設後の複雑な運用などの課題が解決されるとしている。