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デルとEMCジャパン、NVMe SSD搭載のHCI製品「爆速 vSAN ReadyNode」

従来製品と比べ約7倍のWriteパフォーマンスを実現

 デル株式会社とEMCジャパン株式会社は18日、ハイパーコンバージドインフラストラクチャ(HCI)製品「Dell EMC ReadyNode for vSAN」のラインアップに、NVMe SSDを搭載した「NVMe搭載 ReadyNode for vSAN(通称:爆速 vSAN ReadyNode)」を追加すると発表した。価格は2480万円(税別)から。

 「Dell EMC ReadyNode for vSAN」は、SDS(Software Defined Storage)製品のVMware vSAN(旧称:VMware Virtual SAN)を利用したHCI。今回提供する「爆速 vSAN ReadyNode」は、NVMe SSDをキャッシュとして搭載することにより、従来のSAS/SATA接続SSDを採用しているHCIと比べ、約7倍のWriteパフォーマンスを実現したという。

 また、性能だけでなく容量も十分なものを提供できるしており、3ノードで最大240TBのオールフラッシュ構成が可能。最大64ノードまでの拡張に対応し、データベースやオンライントランザクション処理(OLTP)、データウェアハウス(DWH)などのインフラ環境に適しているとした。

 なお、この製品は、デルとEMCジャパンが2月1日に発表した、国内IT市場シェア倍増計画における“5本の矢”を具体化したものの1つとのことだ。