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MSが4月の月例パッチを公開、Windows Vistaは今回が最後の提供

 日本マイクロソフト株式会社は12日、4月の月例セキュリティ更新プログラム(修正パッチ)を公開した。今月から、「MSxx-xxx」といった形式でのセキュリティ情報の公開はなくなり、マイクロソフトのウェブサイト「セキュリティ更新プログラムガイド」から情報を提供する形となった。

 また、Windows Vistaについては、米国時間4月11日にサポートが終了となったため、今回のセキュリティ更新プログラムが最後の提供となる。

セキュリティ更新プログラムガイド

 4月の月例アップデートでは、Internet Explorer、Microsoft Edge、Windows、Office、Office ServersおよびWeb Apps、Visual Studio for Mac、.NET Framework、Silverlight、Adobe Flash Playerに関するセキュリティ更新プログラムを公開した。

 脆弱性の最大深刻度は、各製品とも4段階で最も高い“緊急”で、Visual Studio for Macのみが4段階中2番目に高い“重要”となっている。

 また、すでに攻撃が確認されていたOfficeの脆弱性(CVE-2017-0019)についても、修正が行われている。