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日立、IoTソリューション開発を加速するグローバル研究チーム「Insights Laboratory」を発足

 株式会社日立製作所(以下、日立)は11日、日立のIoTプラットフォーム「Lumada」のソリューション開発を加速するため、グローバルな研究チーム「Insights Laboratory」を発足したと発表した。

 Insights Laboratoryは、データアナリティクスや人工知能(AI)、顧客の課題をともに検討する顧客協創方法論として日立が構築した「NEXPERIENCE」を活用しながら、アイデアの創出からシステム設計、コンセプトや価値の実証など、顧客協創のあらゆるフェーズに参画することで、顧客のビジネス創出や社会課題の解決に貢献していくとしている。

 Insights Laboratoryのメンバーは、世界の主要地域に拠点を持つ「社会イノベーション協創センタ(CSI)」在籍の研究者やデザイナーに加え、日立の人工知能「Hitachi AI Technology /H」や音声・画像認識、自然言語処理などの研究を行っている「テクノロジーイノベーションセンタ」在籍の研究者で構成。日立アメリカ社 研究開発部門Senior Vice President兼Senior FellowのUmeshwar Dayal氏がリーダーとなり、シリコンバレーを拠点にチームを牽引する。また、今後は、IoT関連事業を推進する「Hitachi Insight Group」と連携しながら、顧客およびパートナーとの協創を推進する。

 東京・赤坂を拠点とするCSI東京では、各ビジネスユニットと連携してグローバルな知見を取り込みながら、日本での顧客協創を引き続きリードしていくとしている。