ニュース

ドキュメントスキャナ「ScanSnap」と経費精算クラウド「Concur Expense」が連携可能に

ScanSnap Cloudが機能強化

 株式会社PFUは11日、ドキュメントスキャナ「ScanSnap iXシリーズ」とさまざまなクラウドサービスを連携させる「ScanSnap Cloud」において、株式会社コンカーが提供する経費精算クラウド「Concur Expense」との連携機能を搭載すると発表した。提供開始は4月18日を予定する。

 ScanSnap Cloudは、PCやスマートデバイスを立ち上げることなく、ScanSnap iXシリーズでスキャンしたデータをさまざまなクラウドサービスに直接保存できるよう、橋渡しをするサービス。

 今回、新たにConcur Expenseとの連携を開始されたことで、領収書/レシートをスマートデバイスのカメラを利用して1枚ずつ撮影する方法に加え、ScanSnap iXシリーズで一度にスキャンし、読み取った経費データをConcur Expenseに自動連携できるようになった。

 また、各個人がスキャンするだけでなく、複数社員の領収書をまとめて代行でスキャンする機能にも対応。さらに、ScanSnap Cloud上で、レシートに記載されている受領日/合計金額/通貨記号を文字データとして認識するので、経費の入力作業負荷が大きく軽減されるという。

 なお、Concur Expenseは全世界で4万社が利用しており、今回の連携も日本国内だけでなく、米国、欧州とグローバルにサービスを提供していくとしている。