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BIGLOBEとアマノ、クラウド型人事労務管理システムを提供

 ビッグローブ株式会社(BIGLOBE)は5日、タイムレコーダーや勤怠管理システムを手掛けるアマノ株式会社と協業し、人事労務管理システムのクラウド化支援を行うと発表した。

 この連携の第1弾として、アマノのクラウド対応タイムレコーダー「SX-250」と人事労務管理パッケージ「TimePro-NX」のクラウド基盤として、IaaS「BIGLOBEクラウドホスティング」を提供。これにより、アマノの人事労務管理製品をクラウド環境で利用できるという。

 BIGLOBEクラウドホスティングでは、業務システムのクラウド化を容易にするオプション「業務サーバパック」が用意され、Microsoft OfficeやSQL Server、リモートデスクトップ接続などのソフトウェアやライセンスがあらかじめインストールされている。このため、業務システムをクラウド環境上で動かす際にも、必要なミドルウェアの手配やライセンス管理の手間を省くことが可能とした。

 なお、アマノの人事労務管理クラウドは、社員数150名の企業で運用人数が3名の場合、TimePro-NXの就業基本ライセンスが初期費用で30万円(税別)から、BIGLOBEクラウドホスティングおよび業務サーバパックのクラウド基盤は月額4万3300円(税別)からとなる。

 両社では、2019年末までに累計400社への人事労務管理クラウド導入を目指す。