キヤノンITS、3D設計業務を支援するツール「SOLiShie for SOLIDWORKS」

　キヤノンITソリューションズ株式会社（以下、キヤノンITS）は21日、3次元CADソフトウェア「SOLIDWORKS」向け設計業務支援ツール「SOLiShie（ソリシエ） for SOLIDWORKS」を、同日より提供開始すると発表した。

　キヤノンITSでは、設計・製造分野においてさまざまな3Dソリューション事業を展開しており、SOLIDWORKS保守に加入している家電・精密機械や自動車・重工業など多様な製造業の企業に向けて、設計業務支援ツールを無償提供してきた。

　今回、SOLIDWORKSのより効率的な活用を要求されている、保守契約に加入していない企業を対象として、設計業務支援ツール「SOLiShie for SOLIDWORKS」を有償で提供する。各ツールは、日本国内のSOLIDWORKSユーザーがSOLIDWORKSの基本機能では手間がかかる、こんな出力結果が欲しい、などといった不満や要望をもとに開発されており、設計業務の効率化を支援できるという。

　具体的には、SOLIDWORKSを使用する設計から生産にいたる多様な現場に対応した、モデリング、図面、ユーティリティ、データ管理、コンテンツ作成・解析、PDMなど、6カテゴリ全61種類の機能がラインアップされており、必要なものを自由に選択して購入できるとしている。

　価格は、1機能あたり9800円。なお、同社のSOLIDWORKS保守加入ユーザーには、従来通り無償にて提供する。対応OSは、Windows 7 Professional SP1/8.1/10（いずれも64ビット版）。