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キヤノンITSのSOLIDWORKS向けアドオン新版、現状データの分析や整理補助機能を強化

 キヤノンITソリューションズ株式会社(以下、キヤノンITS)は11日、設計業務支援ツール「設計業務支援ツール for SOLIDWORKS」の新版「同 Ver.6」を提供開始すると発表した。価格は30万円(税別)。

 「設計業務支援ツール for SOLIDWORKS」は、家電・精密や自動車・重工など、幅広い製造業からの要望をもとに、キヤノンITSが独自に開発している3次元CAD設計ソフトウェア「SOLIDWORKS」向けのアドオンツール。今回の新版では、データ管理ツールを導入したユーザーが効率的に作業を行えるよう、現状データの分析や整理を補助する機能を中心に、機能の追加や強化を行ったという。

 例えば、参照切れファイル探査機能では、現状のファイル管理の運用で、参照切れを起こしているファイルが検索できるようになったほか、保存場所チェック機能では、SOLIDWORKS製のデータ管理ツール「Enterprise PDM」へデータを移行する際に、規則にのっとった場所に保存されているかをチェックできるようにしている。

 対応OSは、Windows 7 SP1とWindows 8.1(64ビット版)で、SOLIDWORKS 2012/2013/2014、SOLIDWORKS Enterprise PDM 2012/2013/2014の環境で利用できる。

石井 一志