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アライドテレシス、過酷な環境下でも利用可能な産業用GbEスイッチ「AT-IE200シリーズ」
2017年1月30日 13:31
アライドテレシス株式会社は30日、産業用のインテリジェントスイッチ「CentreCOM AT-IE200シリーズ」を発表した。今回は「CentreCOM AT-IE200-6GT/AT-IE200-6GP」の2モデルを同日より受注開始する。
AT-IE200シリーズは、DINレールに取り付け可能な、DC電源対応の産業用Gigabit Ethernet(GbE)インテリジェントスイッチ。
今回提供される2モデルは、いずれも1000BASE-T×4ポート、SFP×2スロットを搭載した製品で、1000BASE-TポートがPoE給電に対応するAT-IE200-6GPと、対応しないAT-IE200-6GTの2モデルがラインアップされた。AT-IE200-6GPは、1ポートあたり最大30W、4ポート合計で最大120Wまでの給電が可能となっている。
電源は2系統からの入力に対応し、冗長化をサポート。LEDを前面に集約し、DINレール取り付け後の作業性を確保。また、両モデルともに保護等級IP30に対応しており、最大でマイナス40℃~70℃の動作温度に対応するなど、過酷な環境下でも利用できる。
なおAT-IE200シリーズは、SDN(Software Defined Network)技術を利用したネットワーク統合管理ソリューション「Allied Telesis Management Framework(AMF)」のメンバー装置(管理される側)として機能するので、AMFによる集中管理にも対応するとのこと。
また、UTPもしくは光ケーブルの物理構成をモニタし、単一方向リンクの検出が可能なUDLD(UniDirectional Link Detection)をサポートしているため、対になっているどちらかのリンクが切断された場合、自動でシャットダウンし単一方向リンクを回避することができる。なお、この機能はオプションライセンスを追加することで利用可能になる。
価格(税別)は、AT-IE200-6GTが16万8000円、PoE対応のAT-IE200-6GPが19万8000円。