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個人情報検出ソフト「P-Pointer」、暗号化ファイル内の情報検索に対応

ファイル暗号化システム「DataClasys」との連携で

 アララ株式会社は25日、個人情報検出ソフトウェア「P-Pointer(ピーポインター)」が、株式会社ネスコのファイル暗号化システム「DataClasys(データクレシス)」との連携を強化すると発表した。これにより、ファイルが暗号化されている場合でも、P-Pointerでファイルの中身を検索し、個人情報が含まれているかどうかを検出可能になる。

 P-Pointerは、企業が利用しているPCなどの中にどのような個人情報が存在しているかを検索するソフトウェア。独自の検出用辞書に基づいてさまざまなアプリケーションファイルを検索できる。

 今回提供される新版「P-Pointer 3.8.5」から、DataClasysとの連携に必要なモジュールが標準搭載され、PC内に置かれた暗号化ファイルであってもP-Pointerが中身までチェックし、個人情報や機密情報を特定できるようになる。

 なお今後は、ファイルの検出機能に加えて検出後の対処機能も備えた「P-Pointer File Security」についても、DataClasysとの連携を強化するとのこと。