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アイレットとインフォテリア、Amazon Redshiftを活用したビッグデータ解析環境を提供

 アイレット株式会社とインフォテリア株式会社は23日、本格的なビッグデータ解析環境をAmazon Redshiftを使用して提供する「データ分析基盤構築サービス」を共同開発したと発表した。

 「データ分析基盤構築サービス」は、ビックデータ解析を本格的に行うための環境を、Amazon Redshiftを活用して提供するサービス。用途に応じた性能のAmazon Web Services(AWS)クラウド基盤、Amazon Redshift環境の提供、および運用サービスをパッケージ化した。

 また、ビッグデータ解析の際に不可欠となる企業内システムとのデータ連携に、インフォテリアの企業データ連携製品「ASTERIA WARP」を用いて、専門的な技術者でなくても、ノンプログラミングでデータ連携・変換を行えるようにする。

 具体的なサービスとしては、ASTERIA WARPとAmazon Redshift、Amazon Redshiftと各種BIツールとの連携構築、Amazon Redshiftのパフォーマンスチューニングなどを提供。Amazon Redshiftへのデータ格納時にも、ASTERIA WARPを用いることで、導入しているBIツールに適した形に変換し格納できるよう支援する。BIツールは、QuickSightやTableauなどから、ユーザーのニーズにあわせて選択可能とした。

 サービスは、アイレットが展開するAWSクラウドのフルマネージドサービス「cloudpack」の1メニューとして、提供される。価格は、月額23万円(税別)から。「データ分析基盤構築サービス」の販売は、両社では、2017年度に50件、2018年度に100件の導入を目指す。

 なお、今回の協業開始にあたってアイレットは、インフォテリアが新設する「ASTERIA サブスクリプションパートナー」となりASTERIA WARP Coreの販売を開始している。