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Synology、ラックマウント式NAS「RS18017xs+」「RS4017xs+」発売、大規模企業向け

「RS18017xs+」

 台湾・Synologyは19日、ラックマウント式NASの新製品「RackStation RS18017xs+」「RS4017xs+」を発表した。予想市場価格(税別)は71万円台前半~72万円台前半。1月下旬より出荷を開始する。

 いずれのモデルとも、SynologyのNAS製品ラインナップの中では「大規模企業」向けに位置付けられている。電源の冗長化に加え、製品保証期間を5年とするなど、信頼性の高さを特徴とする。

 RS18017xs+は2Uラックシャーシを採用し、最大12台の3.5/2.5インチSAS/SATAドライブを内蔵できる。また、拡張ユニットを追加することで最大180台のストレージを一括管理可能。プロセッサーはXeon D-1531(6コア・2.2GHz)で、メモリーは16GBのDDR4 ECC RDIMM(最大拡張時128GB)。通信インターフェイスは10GbE×2、1GbE×2。

 RS4017xs+はSynologyとしては初の3Uラックシャーシ採用モデル3.5インチSATAドライブを最大16台内蔵できる。拡張ユニット追加による最大ストレージ管理台数は40台。プロセッサーはXeon D-1541(8コア・2.1GHz)、メモリーは8GB DDR4 ECC UDIMM(最大拡張時64GB)。通信インターフェイスは10GbE×2、1GbE×4。

 なお、RS18017xs+向け拡張ユニットについても新たに販売を開始する。「RX2417sas」は2.5インチのSAS/SATAストレージを24台、「RX1217sas」は3.5/2.5インチSAS/SATAストレージを12台内蔵できる。予想市場価格(税別)は35万円台前半~41万円台後半。

「RS4017xs+」は3Uラックシャーシを採用
「RX2417sas」
「RX1217sas」