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東芝クライアントソリューション、タブレットなどの手書き機能を利用して協働学習を支援するアプリ

 東芝クライアントソリューション株式会社は19日、教育ICTソリューション「dynaSchoolシリーズ」において、協働学習支援アプリケーション「TruNote Classroom」を提供すると発表した。同日より販売開始する。

 TruNote Classroomは、手書き機能搭載のタブレットを使った協働学習を支援するアプリケーション。ペンによる手書き入力を可能にした独自開発のノートアプリ「TruNote」と、ノート共有アプリ「TruNote Share」の技術をもとに開発した。1枚のデジタルノートを複数の児童・生徒がそれぞれのタブレットで閲覧可能なほか、そのタブレット上から同時に書き込め、デジタルノートにすばやく反映できるという。

 先生は事前に、資料・写真などを取り込んで教材を作成しておけば、授業の際に各グループ向けに同一の教材、あるいは各グループにあわせた別々の教材を配布できる。授業においては、各グループの学習過程の閲覧や比較表示を行えるほか、特定のグループに参加して直接書き込んで指導するといったシーンで活用でき、協働学習をスムーズに進行できるとしている。

 なお、この製品は、手書き機能を搭載した10.1型タブレット「dynabook Tab S80」や12.5型タブレット「dynabook R82」、12.5型2-in-1コンバーチブルPC「dynabook VC72」などで利用可能。同じ無線LANアクセスポイントに接続しただけで手軽に利用できるとのこと。