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ブレインパッド、製薬・金融業界のデータ分析に対応した「WPS Software 3.3」を販売

 株式会社ブレインパッドは、自社で取り扱う統計解析・ビッグデータ加工システム「WPS Software」の新版「同 3.3」を提供すると発表した。製薬・金融業界向けのデータ分析支援機能が搭載されたほか、プログラミング言語のPythonを新たにサポートしている。

 WPS Softwareは、SASやRなどの言語を含んだビッグデータを取り扱える、データサイエンスや産業分析のプラットフォームで、英World Programmingが開発している。

 今回の新版では、プロシジャ「PROC LIFEREG」「PROC LIFETEST」「PROC PHREG」など12種類や、「Interactive Matrix Language(IML)」を追加し、製薬業界や金融業界から要望が多かった分析モデルを利用可能にしたという。

 また、従来のSAS、SQL、Rに加えてPythonをサポート。WPS Softwareの画面上からPythonのコード実行とシステム間でのデータセットの移行を行えるほか、「Jupyterカーネル」の利用に対応した。