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セキュアブレイン、チェック頻度などを自由に設定できるウェブ改ざん検知システム「GRED Web改ざんチェック on-premise」

 株式会社セキュアブレインは10日、Web改ざん検知システム「GRED Web改ざんチェック on-premise」の販売を開始した。価格は個別見積もり。

 セキュアブレインが2009年から販売しているSaaS型Web改ざん対策「GRED Web改ざんチェック」のオンプレミス版。専用のウェブ改ざん検知システムを導入企業に構築するため、検知の設定を自社のウェブ運用に合わせたい企業や組織、膨大なウェブページや多数のウェブサーバを持つ企業や組織に適した製品となる。

 従来のSaaS型ではウェブ改ざんのチェック回数は1日1回または4回という制限があるが、オンプレミス版では導入企業が検知の設定をカスタマイズ可能。1日にチェックする回数、ページ数、チェックする時間などを自由に設定でき、トップページや企業・組織にとって重要なページは、5分間隔のチェックを行える。

 大規模サイトに対応しており、基本パッケージでは1日約10万URLのチェックが可能。さらに大規模なサイトの場合は、パワーパック(クローラー+アナライザー)を追加することにより、規模に応じた拡張ができる。また、SaaS型のGRED Web改ざんチェックではサービス提供ができなかった、ログインが必要なウェブサイトにも対応した。