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セキュアブレイン、JavaScriptの変化を見るて改ざんを検知できる「GRED Web改ざんチェック Cloud」

 株式会社セキュアブレインは、Web改ざん対策ソリューション「GRED Web改ざんチェック」の改ざん検知機能を強化し、「GRED Web改ざんチェック Cloud」として12月1日より販売開始する。

 Web改ざんチェック Cloudは、Webサイトの改ざんの有無を定期的にチェックすることで、Webサイトの安全性を確保するサービス。不正な改ざんの検知時、管理者にアラートメールを配信するほか、解析結果を定期レポートで報告する。また、改ざんページや改ざん手法に関する詳細レポートも提供される。

 今回は新たに、JavaScriptの変化を見ることにより改ざんを検知する「スクリプト変化検知エンジン」を実装した。この検知エンジンにより、誤検知の発生を抑えつつ、悪意のある改ざんを高精度に検知できるという。

 さらに、HTML内の特定タグのsrc属性やhref属性変化を検知する「リンクタグ変化検知エンジン」、監視対象ページにある実行ファイルが、マルウェアと類似した動きをしている場合に警告を行う「表層解析エンジン」の両機能も追加されている。

 このほか、従来のGRED Web改ざんチェックでは制限があった大規模サイトやグループ企業、自治体など大量のドメインを一括管理したいユーザー向けに、専用のWeb解析システムをクラウドに準備したことで、機能提供が可能になったとしている、

 価格例は、1ドメイン、1000URL、1日4回解析で月額3万円(税別)から。