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富士通SSL、企業・学校の共創活動を支援する「Webコア Innovation Suite」を機能強化

 株式会社富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ(以下、富士通SSL)は26日、企業や学校の共創活動を支援するプラットフォーム「Webコア Innovation Suite」の強化を行い、販売を開始した。

 Webコア Innovation Suiteは、企業の共創活動や学校の協働学習などのグループワークにおける、「発散」「収束」「評価」のプロセスを体系的に支援する各種ツールを提供するプラットフォーム。2014年12月の販売開始以来、100社を超えるユーザーによる実践を得た知見をもとに、より効率的・効果的に行うためのツールの機能強化とサービスの拡充を行った。

 ツール間の連携強化としては、コンテンツ表示・分類ツール「VisualConferenceBoard」から、カード情報活用ツール「EveryBoard」に、選択したコンテンツをワンタッチで転送できるようになった。これにより、アイデアの発散から収束への展開をよりスムーズに行える。

 共創を支援するユーザーインターフェイスについても強化。VisualConferenceBoardにおいて、コンテンツの属性や補足説明、関連コンテンツ一覧などの情報をワンタッチで表示可能にした。また、EveryBoardとコメント投稿活用ツール「Mickr」に履歴管理機能を追加し、過去の討議の状況を振り返ったり、任意のタイミングから討議を再開できるようにした。

 共創活動支援のための新たなサービスも追加。ワークショップでアイデア創出のヒントとなるアイデアカードの作成を支援する「アイデアビジュアライズサービス」や、独自のワークショッププログラムの開発から定着までを支援する「ワークショップデザインサービス」を、オプションサービスとして追加した。

 WebコアInnovation Suiteの価格(税別)は120万円。保守サービスは年額24万円。オプションの導入サービスや操作教育サービスなどは個別見積もり。富士通SSLでは、2年間で1億円の販売を目標とする。