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日立情報通信と日立Sol、セキュリティ脅威に対するネットワーク制御を自動化するソリューション

 株式会社日立情報通信エンジニアリング(以下、日立情報通信)と株式会社日立ソリューションズ(以下、日立Sol)は、セキュリティの脅威に対して、問題のある端末をネットワークから自動で切断または隔離するソリューションを12月21日から販売する。

 ソリューションは、日立Solが販売するマシンデータ利活用基盤「Splunk」のイベントログ収集・相関分析によって検知した脅威に対し、日立情報通信が販売するネットワーク管理SDNシステム「Cisco Prime Infrastructure(以下、Cisco PI)」がネットワークを制御することで、セキュリティ対策初動の自動化を実現する。

 日立情報通信が、SplunkとCisco PIの連携プログラム「インシデント レスポンス自動化SDK for Prime Infrastructure(以下、インシデント対応SDK)」を開発。対象端末のIPアドレスをもとに、制御対象のネットワーク機器を自動的に認識して制御するなど、簡単なインタフェースでネットワーク制御を実現することで、従来は人手を介して実施されていた初動対応を自動化し、サイバー攻撃被害の最小化と運用管理コストの低減を実現します。

 ソリューションおよびSplunk、Cisco PIの価格は個別見積もり。インシデント対応SDKの価格は170万円(税別)。

 日立情報通信と日立Solでは、今後も両社のセキュリティ製品やプラットフォーム製品、関連サービスを組み合わせ、巧妙化する脅威にも迅速に対応できるソリューションを提供していくとしている。