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コンバージョン率改善に効果あり? APOLLO11がデンマーク製のクラウド型Web解析「Mouseflow」を販売

 株式会社APOLLO11は14日、デンマークMouseflowが開発したWeb解析ソフトウェア「Mouseflow」を、クラウドサービスとして同日より提供開始すると発表した。なお国内販売にあたって、APOLLO11とMouseflowは業務提携を締結。APOLLO11は販売代理店として販売、サポートなどを担当する。

 「Mouseflow」は、Webサイトを訪問したユーザーの動向を解析するサービス。訪問ユーザーひとりひとりが、実際にWebサイトを使った動向を把握できる「セッションリプレイ機能」を搭載しており、コンバージョンに至った、あるいは至らなかったユーザーの利用動向を把握できるため、例えば、ストレスを感じていたポイントなどを見つけられるという。

 また、ページ内でのユーザーの利用動向を統計としてヒートマップ化でき、ページ内で何が関心を引いていたか、逆に何がコンバージョンをさまたげているのかを発見できるとのこと。さらに入力フォームについても、ユーザーがフォームのどの箇所で離脱したのかを発見できる。

 こうした機能によりWebサイトのコンバージョン率を高められるほか、同等機能を持つ競合製品と比べ、導入コストを低く抑えられる点もメリットという。

 また改善点を洗い出した後は、改善手法をサポートブログやサポートデスクから提供することで、分析から改善までを総合的に支援できるとのこと。

 利用プランには、無償のフリープランから最上位のプロプランまで、計測可能PV(セッション)、計測可能サイト数などに応じて4種類を用意した。

 フリープランでは500PV(100セッション)、1サイトまで利用可能。有償のスタータープランは1万PV(2500セッション)、1サイトまでで月額3343円、あるいは年額3万3204円。グロースプランは5万PV(1万セッション)、3サイトまでで月額1万1412円、あるいは年額10万9284円。プロプランは50万PV(10万セッション)、30サイトまでで月額4万5994円、あるいは年額41万3604円。それ以上の規模で利用したい場合も、個別見積もりで対応する。なお、価格は為替レートによって多少変動するとのこと。