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キヤノンITS、統合業務パッケージ「SuperStream-NX」向けの経費精算ワークフロー構築ツールを提供

 キヤノンITソリューションズ株式会社(以下、キヤノンITS)は、スーパーストリーム株式会社の財務会計・人事給与パッケージ「SuperStream-NX」と連携する「経費精算ワークフロー for SuperStream-NX」を、2017年1月上旬より提供開始する。

 グループ企業であるスーパーストリームの統合業務パッケージ「SuperStream」は、国内の中堅・大手企業を中心に累計で8000社(2016年3月末時点)を超える企業で採用されている製品。そのうちのSuperStream-NXは完全Web対応の経営基盤ソリューションで、統合会計や固定資産管理、人事/給与、経営分析などの機能が提供されている。

 今回提供される「経費精算ワークフロー for SuperStream-NX」は、キヤノンITSのワークフロー構築ツール「Web Plant」を利用しており、複雑な業務フローや画面をエンドユーザーが直感的に構築できるGUI開発環境や、組織改編・業務プロセス変更に迅速に対応するバージョン管理機能を搭載。日本の商慣習に応じた複雑なフロー設定、自社の業務に合せた画面項目やレイアウトの追加・変更といったカスタマイズにも柔軟に対応できる。

 また、SuperStream-NXの各種マスタを参照しながらの申請や、承認済み仕訳データの自動登録が可能な「経費精算モジュール」を搭載。SuperStream-NXと同期を取りながら、ICカードや「駅すぱあと」との連携など、さまざまな機能を利用できる経費精算ワークフローを迅速に構築できるとした。

 価格は60万円(税別)から。キヤノンITSでは、2020年までに100本の販売を目標としている。