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KCCSモバイルエンジニアリング、スマホなどを活用して現場業務を支援するクラウドサービス

 KCCSモバイルエンジニアリング株式会社(以下、KCME)は30日、作業項目や現場情報の一括管理を可能にするクラウドサービス「SmartBee(スマートビー)」を提供開始すると発表した。

 SmartBeeは、スマートデバイスを活用して現場の作業効率を高めるとともに、現場作業者と管理者とのコミュニケーションを円滑に行えるよう支援するクラウドサービス。現場作業者は、スマートデバイスからクラウド上のSmartBeeにアクセスし、あらかじめ登録されている作業項目に従って作業を実施することができる。

 現場作業実施後は作業結果を入力し、現場写真を含めた情報をその場でアップロードできるので、作業者が現場から事務所に戻って実施していた報告書作成業務の工数が軽減され、必要な写真の撮り忘れも防げるとした。

 一方、管理者は現場作業者からアップロードされた情報をリアルタイムに確認・承認可能。現場作業者と管理者との情報共有不足による戻り作業の発生を防止するとともに、大量の報告書を取りまとめる管理者の負荷も軽減されるとしている。

 スマートデバイスは、iOS/Android/Windowsのマルチデバイスに対応し、Webサービスのためアプリの配布は不要。端末にデータが残らないので、セキュリティも保てるとのこと。

 KCMEでは、主な利用シーンとして、通信/環境/ビル設備などの保守・点検業務や、
通信/建築/土木/電気/環境設備などでの工事・施工、通信/情報/環境機器などの設置・交換、現地調査、ラウンダー業務、外勤営業などで活用できるとしている。