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IIJとブレインズテクノロジー、システム障害の予兆を機械学習で検知するソリューション共同開発

 株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)とブレインズテクノロジー株式会社は28日、機械学習によるシステム障害予兆検知システムの開発および販売を共同で実施すると発表した。一部サービスについては2017年度中の提供を目指す。

 今回、IIJとブレインズテクノロジーの間では、インテグレーションパートナー契約が締結された。IIJのクラウドサービス「IIJ GIOサービス」と、ブレインズテクノロジーのデータ分析プラットフォーム「Impulse」を組み合わせたソリューションが今後提供される。

 Impulseは機械学習による予測分析を実現するためのプラットフォームで、ビッグデータ解析、センサーデータのリアルタイム集計などをサポートする。これらの技術を応用した「IT設備監視ソリューション」「IoT向けソリューション」の開発を両社で実施。このうち「IoT向けソリューション」は2017年度中に提供する計画。

 共同開発ソリューションについては、ISPやケーブルテレビ事業者、製造業などへの展開を図り、2年間で50社への導入を目指す。