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テンダ、ビジネスチャット「TEんWA」のセキュリティ機能を強化

マニュアル作成ソフト「Dojo」との連携対応も

 株式会社テンダは11日、クラウド型ビジネスチャット「TEんWA」の機能を強化すると発表した。IP制限機能などのセキュリティ関連機能を追加したほか、自社のマニュアル作成ソフト「Dojo」との連携が可能になっている。

 TEんWAは、チャット、ToDo、ファイル管理といった機能をセキュアに利用できるようにすることで、企業内でのコミュニケーションを支援するビジネスチャット。直感的なユーザーインターフェイスによって簡単に利用できるほか、コミュニケーションデータの利用傾向を分析することもでき、大手メガバンクでも採用されているという。

 今回の機能強化では、セキュリティオプションにより、IPアドレスによるアクセス制限、モバイルデバイスからのアクセス制限といったことが可能になったため、利用環境を制限して、よりセキュアに活用することが可能になった。また、グループ内のユーザーごとに、ファイルアップロード・ダウンロードを制限できるようにしたことで、情報取り扱いの際の漏えいリスクを減らせるとのこと。同オプションの価格は、1ユーザーあたり月額500円(税別)。

 さらに、シングルテナントによる専用環境での構築にも対応した。こちらの価格は個別見積もり。

 一方のDojo連携では、Dojoで作成したHTML5形式のコンテンツを、TEんWAを利用して簡単に配信できるようにした。TEんWAのグループ内の閲覧者は、チャット上に表示されたファイルをリンクするだけでコンテンツを再生できる。これにより、配信システムを持たない企業でも、Dojoで作った教育コンテンツを、必要なメンバーに対して簡単に配信可能になった。