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CTC、エンドポイントの状況を可視化するセキュリティ管理プラットフォーム「Tanium Endpoint Platform」提供開始
2016年10月13日 16:23
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(以下、CTC)は13日、セキュリティ管理ソリューションを提供する米Taniumと販売代理店契約を締結し、セキュリティ管理プラットフォーム「Tanium Endpoint Platform」の提供を開始した。
Tanium Endpoint Platformは、PCやサーバーなどエンドポイントの端末を高速かつリアルタイムに可視化する製品。独自の情報伝達の方式により、数十万台~数百万台のエンドポイントを接続するネットワークであっても、すべてのエンドポイントについてパッチ適用状況やソフトウェアのバージョン、不正なプロセスの起動など、過去から現在にわたる稼働状態を15秒以内に把握し、可視化できる。
マルウェア感染が疑われる場合にも、他の端末に同様の被害がないかを確認して影響範囲を特定し、セキュリティパッチの適用や不正プロセスの強制終了、感染端末の隔離などの対応をリモートで行える。
さらに、保護された領域内でプログラムを動作させて外部への影響を調べる「サンドボックス」とも連携することで、悪意ある未知のマルウェアの挙動情報から、全エンドポイントに対してマルウェア感染の有無を調査できるとしている。
CTCでは、セキュリティに関する調査・コンサルティングからセキュリティ対策の導入、運用・保守サポートまで総合的なセキュリティサービスを提供しており、今後はTanium Endpoint Platformと他のソリューションとの連携も視野に入れていくと説明。Tanium Endpoint Platformは、大手企業や金融機関を中心に販売し、3年間で3億円の売上を目指す。