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ジャパンシステム、脅威検索プラットフォーム「Tanium」を販売
(2015/12/10 14:40)
ジャパンシステム株式会社は10日、米Taniumの脅威検索プラットフォーム「Tanium(タニウム)」を販売開始すると発表した。同社によれば、わずか15秒で脅威の可視化とコントロールを実現できるとのこと。
Taniumは、エンドポイントの検知・可視化・コントロールを行える脅威検索プラットフォーム。エンドポイント端末間で情報を伝達する「ダイナミックチェーン」方式により、大規模ネットワークの端末情報を迅速に収集し、リアルタイムに情報を取得できる点が特徴という。
また、同方式を活用し、ほかのセキュリティ機器が検知した情報をもとに、数十万台の端末の中から、感染した数台の端末をリアルタイムに特定することも可能。これにより、感染端末の隔離やプロセス切断、ファイル削除といった対策を行えるとした。
具体的には、不正な外部接続やマルウェアの痕跡、ユーザー部門が無許可でインストールしたアプリケーション、脆弱性のあるシステムの利用などを検知できるほか、パッチ適用状況のリアルタイムな管理も実施できる。これにより、インシデントレスポンスを軸としながら、エンドポイントの脅威検索プラットフォームとして利用可能で、強固なセキュリティを実現するとしている。