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テクマトリックス、米Taniumの端末脅威対策プラットフォーム「Tanium Endpoint Platform」を販売開始

 テクマトリックス株式会社は22日、米Taniumと販売代理店契約を締結し、同社のネットワーク端末脅威対策プラットフォーム製品「Tanium Endpoint Platform」の販売を開始したと発表した。

 「Tanium Endpoint Platform」は、数十万台規模の環境においても、リング型のアーキテクチャーにより、高速にエンドポイントの情報を取得することが可能。収集フローでは、最初に質問を投げる端末の宛先と、情報を収集して返してくる端末の2台を動的にアサインし、端末間は各端末に配布されたエージェントによりリレー方式で情報を渡すことで、サーバーへのセッションを削減し、高速な情報収集を実現している。

 また、端末状態を可視化する機能と、端末を制御する機能により、マルウェアに感染している端末の特定から、感染端末のネットワーク隔離、不審なプロセスの停止などの対処が可能。テクマトリックスが販売する米Palo Alto Networksの脅威インテリジェンスクラウド「WildFire」とも連携し、WildFireで検知した情報をもとにTanium Endpoint Platformで対処するなど、より高度なセキュリティ対策を実現できるとしている。

 テクマトリックスでは、Tanium製品について、今後3年間で20億円の販売を目標とする。