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エクイニクス、東京第5データセンターの第2次拡張を完了

エクイニクス TY5 データセンター

 エクイニクス・ジャパン株式会社(以下、エクイニクス)は11日、東京都江東区にあるエクイニクスの都内10番目のInternational Business Exchange(IBX)データセンター「TY5」について、第2次拡張が完了したと発表した。この拡張により375ラックが加わり、3月のオープン時の350ラックと合わせ、合計725ラックを提供できるようになった。

 TY5は、2016年3月に開設したエクイニクスとして全世界で145番目のデータセンター。新設したデータセンター専用ビルに、5078.63平方メートルの総床面積を持ち、最大3.4MWのIT向け電力容量を実現。今回の拡張と合わせ、約43億円を投資した。

 エクイニクスでは、TY5データセンターの拡張は、ビットアイルのグループ化により拠点数が倍に達した国内拡張に続くものだと説明。エクイニクスはすでに東京に10カ所、大阪に2カ所のデータセンターを運営しており、今回の拡張の完了により国内外の顧客が、エクイニクスの提供するインターコネクションのベネフィットをさらに享受できるとしている。

 また、拡張の完了により、TY3データセンター内の金融エコシステムと直接接続でき、キャリアニュートラルなデータセンターを必要とする顧客の需要に応えられるとしている。