ウイングアーク1st、「SVF Cloud for Salesforce」でExcelを使って帳票設計・出力ができる「Excelデザイナー」を提供

　ウイングアーク1st株式会社は4日、帳票クラウドサービス「SVF Cloud」をSalesforceユーザーに提供するサービス「SVF Cloud for Salesforce」において、Excel上でSalesforce項目を簡単に配置でき、Excelを使って帳票設計・出力ができる「Excelデザイナー」機能の提供を開始した。

　「SVF Cloud for Salesforce」は、帳票基盤ソリューション「SVF」をSalesforceユーザーに提供するサービス。業務に必要不可欠な請求書や納品書、発注書などの帳票を、PDF、Excel、印刷、メールなど、Salesforce上からボタン1つで簡単に出力して利用できる。

使いなれたExcelでの帳票のレイアウト設計が可能となる「Excelデザイナー」

　新機能となる「Excelデザイナー」は、“Excelの知識が活かせる帳票デザイナー”をコンセプトに開発され、既存のExcelファイルを利用した帳票のレイアウト設計が可能。帳票デザイン専用のExcelアドインを使うことで、Salesforce項目の選択と出力データタイプ（テキスト、数値、日付、イメージ、バーコード）の設定や、明細出力領域の設計をExcelを使って簡単に行える。

　また、出力したExcelファイルに、Salesforce上にない追加情報や臨時で必要な備考欄への追記ができ、マクロ付きのExcelファイルにSalesforceデータを出力し、そのExcelファイルで引き続き業務を行うことも可能となる。

　Excelアドインとして帳票デザイン機能が追加されるため、Excelの操作感覚で帳票のレイアウト設計が可能。帳票のレイアウト設計は全てExcel上で行い、帳票デザイン専用ツールの知識を必要としない。Excelの複数のシートにデータを出力でき、複数シートに画像を出力する場合や、表紙、明細、裏表紙のような複数のシートへのデータ出力を簡単に実現する。

　「SVF Cloud for Salesforce」の価格（税別）は、初期導入費が20万円、年額費用が36万円から。