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アライドテレシスのSDNソリューション「SES」、ディー・オー・エスのIT資産管理ソフトと連携可能に

 アライドテレシス株式会社と株式会社ディー・オー・エスは15日、アライドテレシスのSDN/アプリケーション連携ソリューション「Secure Enterprise SDN(SES)」と、ディー・オー・エスのIT資産管理ソフトウェア「System Support best1(SS1)」を連携し、SDNによるネットワーク運用管理の効率化を図るソリューションを提供すると発表した。

 SS1は、IT資産管理を中心に、セキュリティ管理やログ管理など、各種管理業務をサポートする運用支援機能を搭載したソフトウェア。一方のSESは、SDN/OpenFlow技術を用いて企業向けアプリケーションとネットワークを連携/連動させることにより、ネットワーク運用管理にかかる工数・コストの削減、およびセキュリティの強化を実現するソリューションである。

 今回はSESとSS1を連携させることにより、SS1の管理下にあるIT資産管理情報をもとに、ネットワークアクセス制御情報を自動設定できるようになる。これにより、SS1管理下にある端末のみ業務ネットワークを利用可能にすることができ、管理対象外の不正端末から業務ネットワークを守れるという。またSESではネットワーク利用時間や利用ロケーションを設定することも可能なため、業務ネットワークへのアクセス制御設定の自動化による運用効率の向上が図れるとした。

 なお両社では、10月のサービス提供を目指して共同開発検証を行っていくとのことだ。