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アセンテック、オンプレミス環境のAI基盤導入からアプリ内製化までを一括で支援する「SapiaBox」を提供
2026年4月24日 15:42
アセンテック株式会社は22日、AIアプリケーション開発およびオンプレミスAI基盤を提供する株式会社closipと提携し、オンプレミス環境におけるAIソリューション「SapiaBox」を提供開始すると発表した。
アセンテックでは、生成AIの活用があらゆる業種で急速に拡大する一方で、クラウド上での生成AI運用には、個人情報・機密情報の取り扱いにおけるセキュリティリスク、インターネット経由による応答遅延、従量課金による運用コストの増大という課題があると説明する。医療機関や行政機関、金融機関、士業事務所など、機密性の高い情報を扱う組織では、これらの課題がAI活用の障壁となっているという。
SapiaBoxは、こうした課題の解決に向け、closipが開発したオンプレミス型AIソリューション。特定のハードウェアに依存する製品ではなく、顧客の業務課題をヒアリングした上で、最適なLLM(大規模言語モデル)の選定、業務アプリケーションの開発、オンプレミス環境への導入までをエンドツーエンドで提供する。
クラウドに一切データを送信しない閉域完結型の構成により、情報漏えいリスクを限りなくゼロにしながら、利用人数が増えても追加課金が発生しないコスト構造を実現します。
導入フローでは、まずヒアリング(要件定義)により顧客の業務課題を把握し、アセンテックの「Edge AI Array」を含む最適なハードウェアおよびLLMモデルを選定する。このヒアリング結果に基づき、顧客の業務に最適化されたAIアプリケーションを開発し、オンプレミス環境を構築する。
導入設定では、顧客のネットワーク環境に合わせた接続設定およびセキュリティ設定を行い、すぐに利用できる状態で納品する。またオプションとして、顧客自身がAIアプリケーションを開発・改良できるよう、実践的な研修を提供する。
ソフトウェア面のサービスをclosipが提供し、ハードウェアの調達・保守ならびにサポート窓口をアセンテックが担当する。
SapiaBoxのハードウェアは、中小規模・PoC向けには「NVIDIA DGX Spark」および同等製品、大規模・マルチユーザー向けにはアセンテックのオリジナル製品「Edge AI Array」のように、最適なハードウェアの選択が可能。どちらもアセンテックが調達から保守までワンストップで提供する。
