ニュース

ブレインパッド、人工知能のビジネス活用を支援する「機械学習/ディープラーニング活用サービス」を提供開始

 株式会社ブレインパッドは23日、人工知能(AI)を用いた画像処理や言語処理などのビジネス活用を支援する「機械学習/ディープラーニング活用サービス」の提供を開始した。

 ブレインパッドでは、人工知能のビジネス活用については、クラウド上で手軽に利用できるオープンソースのライブラリ/ツールが提供されはじめ、ハードルが下がってきている一方、実際のビジネス成果につなげるためには、解決すべき課題の洗い出しや活用イメージの事前検証などの知見・ノウハウが不足しているという声が多くの企業から聞かれていると説明。ブレインパッドのこれまでの知見の整理・再統合を行い、人工知能によるビジネス課題の解決支援を開始する。

 サービスは、機械学習やディープラーニングにおけるワークショップや事前検証用の環境として、「Google Cloud Platform(GCP)」などのクラウドプラットフォームの利用を前提としており。大掛かりなシステム導入を伴うことなく、機械学習/ディープラーニングに取り組むことが可能。技術が自社のビジネスに適用可能かを探る段階の企業から、本格的にビジネスに組み入れようと考えている企業まで、それぞれの検討段階により「スターターパック」「ベーシックパック」「アドバンスパック」の3種類のメニューを提供するほか、企業の要望に応じてカスタマイズしたサービスも提供する。

 「スターターパック」は、機械学習/ディープラーニングのビジネス活用に関心があり、自社での適用領域を見極めたい企業が対象。基礎概念としての機械学習/ディープラーニングの解説や、活用テーマのアセスメント、企業の課題に合わせたテーマ別ワークショップを提供する。期間は約1カ月間。

 「ベーシックパック」は、機械学習/ディープラーニングを自社業務・サービスに適用することで、得られる効果を見極めたい企業が対象。企業のデータを用いた実用可能性の検証を目的としたワークショップを提供する。期間は約2カ月間。

 「アドバンスパック」は、機械学習/ディープラーニングを本格的にビジネスに導入したい企業が対象。機械学習/ディープラーニングが組み込まれた業務プロセスやサービスの本格導入に向けたパイロットのAIロジック開発などを提供する。期間は約3カ月間から。