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静岡ガス、富士通マーケティングの「AZCLOUD SaaS Discussion」ペーパーレス会議システムを導入

 株式会社富士通マーケティングは23日、同社が提供する「FUJITSU Enterprise Application AZCLOUD SaaS Discussion(以下、AZCLOUD SaaS Discussion)」のペーパーレス会議システムを、静岡ガス株式会社が導入したと発表した。

 静岡ガスでは、2017年4月のガス小売自由化をはじめとした今後の厳しい競争に向け、2016年1月に完全事業部制に移行し、各事業部の責任者による会議を定期的に開催することで意思決定の迅速化を図ってきた。これにより、各支社をまたがる情報伝達と共有が重要性を増していることから、より効率的で質の高い会議ができる環境を整えるべく、2016年2月にAZCLOUD SaaS Discussionの導入に至った。

AZCLOUD SaaS Discussionの利用イメージ

 ペーパーレス会議システムにより、従来は約50人出席の会議で合計500枚以上もある資料の準備に約2時間を要していたが、導入後は約15分に短縮。資料の差し替え作業なども利用前の簡単なボタン操作だけで対応できるようになり、事務作業が大幅に削減され、効率的な会議運営が実現した。

 また、AZCLOUD SaaS Discussionはデータをクラウドで管理・保管するため、出席者による会議資料の紛失リスクが解消されるなど、情報セキュリティリスクが低減。2画面同時表示やメモ登録などにより、情報伝達や会議の質が向上したという。

 静岡ガスでは、国内の拠点間に加え、シンガポールやタイにある海外拠点との会議にも適用範囲の拡大を検討するとともに、さらなる全社的なワークスタイル変革を推進していく予定。富士通マーケティングは、今後も富士通グループの技術力やノウハウ、サポート力でICTを通じ、静岡ガスを支援していくとしている。