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ネットワン、マルウェア感染端末を特定するための「セキュリティアセスメントサービス」

 ネットワンシステムズ株式会社は22日、マルウェア感染端末の検知および推奨対策を提案する「セキュリティアセスメントサービス」を開始した。主な販売対象は大規模企業・官公庁・大学・自治体。価格は監視対象端末500台あたり165万円(税別)から。

 このサービスは、米DAMBALLA社のセキュリティ製品「DAMBALLA Failsafe」を顧客のネットワーク環境に4週間設置し、マルウェアの感染状況と原因を調査するもの。振る舞い検知に反応しない、あるいは潜伏期間が長いといった高度なマルウェアについても、複数の要因から証拠を積み上げることで、感染端末および原因を特定する。

 このほか、すでに施行しているセキュリティ対策の有効性の把握、実際の根拠を踏まえたセキュリティ対策の検討などにも役立つとしている。

 合わせて、マルウェア感染、脆弱性を突いた攻撃、業務に不要なアプリケーションの使用など、確認された状況に応じて具体的なセキュリティ対策を提案する。ここでは、Cisco Systems、 Palo Alto Networks、Tanium、DAMBALLA、VMware、Druvaなどのセキュリティ製品が用いられる。