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ゾーホー、IT機器監視ツール「ManageEngine OpManager」をOpenStackに対応させるオプション

 ゾーホージャパン株式会社(以下、ゾーホー)は20日、統合監視ソフトウェア「ManageEngine OpManager」(以下、OpManager)のオプションとして、アプリケーションのパフォーマンスを監視する「APMプラグイン」の最新版を提供すると発表した。

 APMプラグインは、OpManagerのサーバーにあわせてインストールすることにより、OpManagerの統合コンソール上でOracle Database、Microsoft SQL Server、PostgreSQLや、Apache、IIS、Tomcat、エンドユーザーの満足度の可視化など、アプリケーションのパフォーマンスを監視できるオプション製品。

 従来はAmazon Web Services(AWS)のパブリッククラウド監視機能を提供していたが、最新版ではOpenStackを監視する機能が追加される。具体的には、OpenStackインスタンスのステータスを把握し、起動、停止、再起動などのアクションを実行できるほか、OpenStackサービスの情報を把握して、有効化、無効化、削除といった操作も行える。

 また、各イメージのステータス、可視性、ディスクフォーマット、サイズなどの情報を把握可能。加えて、OpenStackのインスタンスのパフォーマンスやサービスに問題が発生した際、素早くアラームを通知する機能も備えた。

 これにより、OpenStack環境で何が起こっているのかを簡単に把握できるため、エンドユーザーに影響がおよぶ前に、迅速に是正措置をとれるとのこと。

 価格は、25モニターオプションの場合、年間ライセンスが10万4000円から、通常ライセンスが24万9000円から。