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IT機器監視ツール「OpManager」新版、新UIで表示速度10倍に
(2014/6/27 06:00)
ゾーホージャパン株式会社(ゾーホー)は26日、サーバー・ネットワーク統合監視ツール「ManageEngine OpManager(以下、OpManager)」の最新版「リリース11.3」の出荷を開始した。
OpManagerは、物理・仮想サーバー、ネットワーク機器の統合監視を実現するソフト製品。サーバー監視、ネットワーク監視、サービス監視、プロセス監視、URL監視、障害管理、性能監視、Syslog監視、イベントログ監視、アラート通知、レポート機能などを搭載。マップ機能とレポート機能により、複雑なシステム構成や状態を可視化し、効率的な障害・性能管理を可能にする。
新版では、ベータ版として先行リリースしていた新しいユーザーインターフェイスを正式をサポート。これまでのインターフェイスに比べ、約10倍の速さ(100ミリ秒以下)で画面を描画できるという。また、障害のポップアップ表示や、1つの画面上にすべての機器の死活情報を表示するヒートマップも搭載。スナップショットダイヤルを2種類から選択する機能や、キーボードショートカット機能も備えた。
加えて、同一デバイスから同じイベントが継続して大量に発生している場合に、イベント通知を抑止し、その事象を知らせるアラームを発する機能を搭載。OpManagerの使用リソースを削減し、さらに問題が継続的に起きていることを迅速に把握できるようになる。
このほか、Hyper-V 2012 R2の監視に対応。Windows Server 2012 R2の装置テンプレートも追加した。
価格は、監視対象数が50装置からの「Essential Edition」が、通常ライセンス(買い取り)が51万9000円(税別)から、もしくは年間23万4000円(同)から。1000装置からの「Enterprise Edition」が個別見積り。