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ソフトバンク、初のWindows 10 Mobileスマホ「503LV」を発売へ レノボ製

SoftBank 503LV

 ソフトバンク株式会社は14日、Windows 10 Mobileを搭載したレノボの法人向けスマートフォン「SoftBank 503LV」を、10月下旬以降に販売開始すると発表した。ソフトバンクがWindows 10 Mobile搭載スマートフォンを発売するのは、これが初めてという。

 503LVは、約5.0インチ(1280×720ドット)液晶を搭載したWindows 10 Mobile搭載スマートフォン。3GBのメモリと32GBのストレージを搭載し、最大128GBまでのmicroSDXCカードを利用できる。チップセットは「MSM8952」(1.5GHz×4と1.2GHz×4のオクタコア)を採用した。

 最大通信速度(下り/上り)は112.5Mbps/37.5Mbpsで、通信方式と対応周波数帯は、4Gがバンド1/8/18/19/41、3Gがバンド1/8、GSMが850/90/1800/1900MHzに対応する。また、IEEE 802.11a/b/g/n/ac(2.4GHz、5GHz)無線LANとBluetooth 4.0も利用できる。

 サイズ(幅×高さ×厚さ)と重量は、約71.4×142.4×7.6mm(突起部を除く)、約144g。

 特徴は、Skype for BusinessやOfficeモバイル、Microsoft Intune、Enterprise Mobility+Securityなどのビジネス向け機能に対応する点。ソフトバンクと日本マイクロソフトでは、効率的なビジネスを可能にするプラットフォームの構築などを目的に、503LVをはじめとする製品を活用し、ソフトバンクの音声サービスと日本マイクロソフトのクラウドPBXによる連携サービスの提供、モバイルセキュリティの実現を目的とした24時間稼動のヘルプデスクサービスの提供などを予定している。

 また、スマートフォンとテレビやモニタなどを接続し、Windows PCのように作業を行えるスマートフォン向け「Continuum」機能も利用可能。外出先でプレゼンテーションをスマートフォンから投影したり、自宅のテレビに接続して作業を続けたり、といった使い方に対応するとのこと。