イベント
CTC、Open Compute Projectのサーバー・ストレージなどを展示
(2014/6/13 12:31)
Interop Tokyo 2014の「SDI ShowCase」において伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は、Open Compute Project(OCP)規格のっとったサーバーやストレージ、スイッチを収めたラックを展示。実際に稼働させて、OpenStackを使ったIaaS基盤をデモしている。
OCPは、米Facebookが中心となって始まった活動で、クラウドなどの現代的な環境向けに、従来のサーバーやデータセンターの形にとらわれない、効率的なハードウェアなどの設計をオープンに提供している。
展示では、OCP仕様の21インチ幅のラックに、多数のサーバーノードを集積するサーバーや、2Uに14台×前後2列で最大28台のディスクを搭載するJBODストレージが並ぶ。また、ネットワーク機器向けLinux「Cumulus Linux」をQuantaのスイッチにインストールして動かしている。
各機器の電源としては、ラックで1カ所にAC電源を集中して配置。3200Vでラックに入ってきたAC電力を、ラックの電源がDC 12Vにして各機器に供給する。
なお、Quantaのブースでも、OCP規格にのっとったサーバーやストレージの「Rackgo X」シリーズを展示している。